温泉とは

1948年に制定された「温泉法」で次のように定義している。
1・地中から湧出する温泉、鉱泉、水蒸気その他のガス(炭化水素を主成分とする天然ガスを除く)であること。
2・源泉温度が25度以上であること。あるいは指定された19種類の物質のうち、1つでも基準濃度以上を含むこと。

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温泉の効果

:温泉入浴あるいは飲用により、疲労除去、健康回復、体力増進、ストレス解消、更には病気予防や突然死予防などさまざまな効果がある。

物理的効果

(1)温熱作用

:入浴する温度が体温より高ければ高いほど、人体に大きな影響を受ける。熱い温泉に入ると汗が出る、これによって皮膚に付着したほこりやばい菌を洗い流してくれる。汗腺もきれいになり体温の調整もスムーズに行なわれ、入浴後はとても爽快に感じられる。もう1つは自律神経への影響。体温に近い低温(36℃~40℃)の温泉に入ると主に副交感神経が刺激され脈拍が穏やかになって血管が広がり血圧が徐々に下降する。また胃腸の働きが活発になり食欲も増進する。一方、熱い湯(42℃以上)に入ると交感神経が刺激され血管は収縮され筋肉や内臓は緊張し一時血圧は上昇しその後血管が拡張して血行が良くなり血圧は下降する。また新陳代謝も高まって体内の老廃物が排泄され、疲労回復が早まる。

(2)静水圧作用

:湯船に首まで浸かると体に水圧を受ける。それによって静脈から心臓への血流が増加し血圧も上昇し心臓の働きが活発になる。さらに1回の呼吸量が減り呼吸数が増加し呼吸機能が促進される。足のむくみが取り除かれる。

(3)浮力作用

:温泉のお湯は水道水よりも比重が高いことが多いのでさらに軽くなる浮力を利用し、体が軽くなったところで手足を動かすことにより地上では困難な運動機能障害のリハビリーテーションが行なわれ、また水の摩擦抵抗を利用して筋力の増強効果も得られる。

化学的効果(薬理作用)

:温泉は水道水や真水にはない特定の成分が溶け込んでいる。これらの化学成分が皮膚から直接しみこんだり、また飲むことによって胃腸から吸収され体に効果をもたらす。詳細については各温泉の浴場内に掲示されています。また循環式の温泉では老化現象がおこっており効果は半減する。ちなみに温泉通は温泉から出るときにヌルヌルするからといってシャワーは浴びない。温泉の有効成分を洗い流してしまうから。しかし、湯ただれを起しやすい人は逆に浴後真水で洗うか、温泉成分を拭き取るのが良い。

温泉の正しい効果的な入り方(間違った入り方では逆効果に!!)

☆飲酒や食事直後の入浴は避ける

:飲酒後入浴すると脳貧血や不整脈が起こりやすい。食前は三十分前までが良く、食後は1時間程度の十分な休息を取ってから入浴するように心がける。

☆かかり湯は入浴の最初の作法

:まず足から始め、腰、腹部、肩と体の上の方にかけていき、徐々に体を温泉にならし温めておく。

☆入り方にも注意

:一気に熱い湯に入らず、はじめは横隔膜の高さまでゆっくりと入る(半身浴)。その後次第に肩までつかる。ただし、高齢者や高血圧の人は半身浴のほうが賢明である。入浴の回数は1日3回までとし、1回の入浴時間はせいぜい10分とする。

☆湯あたりをし、気分が悪くなった時の対策を講じておく

☆入浴後はゆっくりと休息をとり、湯冷めを防止する。

:急に体が冷えないように体の水分は良く拭きとり、心臓の悪い人、高血圧の人は脱衣所の暖房にも気を配っておく。

☆入浴後は水分を十分に補給する。

:長時間入浴して多量に汗をかくと、血液の粘度が高まり、脳梗塞や心筋梗塞になりやすい。入浴後はコップ1杯~2杯の水分を摂取する。

事業内容

温泉供給

国産梅干し販売

宅地建物取引業

      

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